WASARAが土へ還るまで——日本橋・Edible KAYABAENで見た循環の風景
2026/07/17

器が還る場所を訪ねて

2026年6月開催されたUMITO Partnersさんの5周年記念パーティー「WE ARE THE NATURE。ご使用いただいたWASARAの器は、一般社団法人エディブル・スクールヤード・ジャパンさんが運営する屋上菜園「Edible KAYABAEN」にてコンポスト処理をしていただきました。

都市の屋上に息づく“食の庭”

Edible KAYABAENは、日本橋のオフィス街に息づく“小さな食の庭”。 
土に触れ、植物を育て、収穫し、味わう—— そんな循環の体験を通して、都市に暮らす人々が自然と食の関係を見つめ直す場所です。 
季節ごとのワークショップやコミュニティイベントを通じて、まちに新しい学びとつながりを育んでいます。

都会の真ん中で夏野菜がすくすく成長中

大きくつややかなナス

水場の中にはメダカが泳いでいました


コンポストが育む、都市の中の循環

こちらのコンポストはビル1階のカフェで廃棄されるコーヒー豆のカスやテナントから集められたシュレッダーゴミ、ファームやガーデンの剪定ゴミなどを基材として作られています。 専属のガーデナーが熟成具合を丁寧に見ながら調整しており、伺った日の第1コンポストは発酵熱で54度まで上がっていました。 ある程度ごみが溜まると第2、第3コンポストへと移され、さらに熟成が進み、最終的にはファーム内の土へと戻されます。

KAYABAEN だけでなく、ビル内のごみも一緒に入っているそう


菌糸が紡ぐ、分解という静かな営み

この日はWASARAを投入してから約20日。
コンポストの中にWASARAの破片が残っていましたが、菌糸が育つと分解が一気に進むとのこと。
 WASARAは竹とサトウキビの繊維で作られているため菌糸が分解しやすく、コンポストに入れることで菌糸が増え、分解が早く進むそうです。 WASARAがファームやガーデンの土へと還っていく姿を想像すると、とても嬉しくなりました。

ボウルの破片。コンポストの中に入れる際はちぎって入れるのがおすすめ


第1コンポストがいっぱいになったら隣のコンポストへ。
コーヒーのカスが入っているので、ふんわりとコーヒーの香りが漂います。生ごみ臭さはゼロ。


Farm to Mouthがひらく、都市の中の豊かな時間

当日はナイトピクニックが開催され、ファーム・ガーデンで育った野菜を中心とした料理が振る舞われました。
散策の途中で「取って食べていいですよ。うちはFarm to Mouthです」と声をかけていただき、ブラックベリーをそのままいただく体験も。 “EAT me!”と書かれた葉もその場で味わい、都心にいることを忘れてしまうような豊かな時間でした。 
Edible KAYABAENさん、ありがとうございました。


美味しい酸っぱさ。ついつい口に運んでしまいます。

何の野菜だか分からなかったけれども、EAT me!というので食べてみました。

イベント参加者も料理に参加!

芋の皮むきを担当しました

桶や木箱にしいた葉もファーム・ガーテンのもの

大満足なヴィーガン料理。残った葉物はまたコンポストへ。循環が続きます。






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